※犬の脂質代謝異常症の食事について|原因や症状・治療法の解説

 

 

脂質代謝異常症になった愛犬に、どんな食事を与えてあげたらいいのかわからない。

 

脂質代謝異常症という疾患を抱えているワンちゃんは、膵炎や糖尿病、クッシング症候群や高脂血などの合併症を伴うリスクが高い状態です。

 

なので、毎日の食事療法が非常に大切になってくる病気でもあります。

 

ここでは、犬の脂質代謝異常症向けの食事レシピや注意事項、早期発見のための原因や症状について、わかりやすくご紹介します。

 

また、治療方法についても触れていますので、参考になれば幸いです。

 

 

犬の脂質代謝異常症の食事で注意すべきポイント

 

犬の脂質代謝異常症は、膵炎や糖尿病、クッシング症候群や甲状腺機能低下症などの病気と同じで、「高脂血・高血糖」に気を使わなければなりません。

 

毎日の食事の影響が大きい疾患としても知られ、特に中性脂肪やコレステロール値が高くなる高脂肪の食事が良くないと言われています。

 

毎日の食事が原因であることも多いのが「脂質代謝異常症」という疾患ですが、病気の悪化や健康状態の回復、元気のキープのためにも食事管理が大切です。

 

 

血糖値をコントロールして合併症の併発を防ぐ!

 

脂質代謝異常症の食事では、中性脂肪やコレステロール値に注意が向き、低脂肪であるという事だけに注目してしまいますが、血糖値をコントロールすることも必要になります。

犬の脂質代謝異常症は、「高血糖に起因する健康トラブル」の病気を併発する危険性が高く、「高脂血・高血糖」を防ぐため、毎日の食事では、血糖値の上昇を抑えることも非常に大切になるわけです。

 

消化されやすい糖質を制限し、消化吸収速度の違う炭水化物を組み合わせたり、食物繊維のバランスを考えることで、糖吸収をブロックしてあげる必要があります。

 

血糖値のコントロールは、脂質代謝異常症の食事では必須と言っていいでしょう。

 

 

ただの低脂肪だけではなく脂肪の質にもこだわりを!

 

犬の脂質代謝異常症の食事においては、血中コレステロール値をあげないよう、「低脂肪」が必須の条件となります。

 

さらに言うなら、脂肪の質にもこだわり、DHAやEPAをたっぷり含んだ、「オメガ3脂肪酸」が望ましいです。

 

オメガ3脂肪酸は、血中脂肪を低下させ、高脂血症などへの有効性が確認されています。

 

 

腸の健康を維持すれば症状緩和が期待できる!

 

最近になって、「腸内バランスを整え、腸の健康を維持することが大切」と言われることが多くなりました。

 

犬の脂質代謝異常症においても、腸内細菌が脂肪の代謝に関わっているためです。

 

腸内細菌は、脂肪を包み込んでくれますし、元気な善玉菌は脂肪を体外へと排出する役割を担ってくれます。

 

要するに、善玉菌である腸内細菌が増えれば、脂肪の代謝がスムーズに行われるってことなのです。

 

代謝トラブルを抱える、脂質代謝異常症の愛犬には非常に大切なことです。

 

また、犬の腸には、全体の7割以上の免疫細胞が集中している事がわかっており、この器官の働きを無視するわけにはいけません。

 

正常な免疫細胞は、血流に乗って中性脂肪やコレステロールを食べることがわかっており、腸の健康を維持することで、善玉菌を増やし、免疫細胞を元気にすることで、コレステロールの減少が見込めるというわけです。

 

免疫細胞を元気づけることで、その他の病気にもかかりにくくなり、合併症の予防や、愛犬の元気も取り戻すことも可能になるわけです。

 

・血糖値のコントロール⇒ 高血糖による合併症予防・症状改善

・低脂肪、オメガ3脂肪酸など⇒ 血中脂肪の低下

・腸の健康⇒ 脂肪代謝を助ける

脂質代謝異常症の食事では、上記のポイントをしっかり押さえることが大切で、合併症の予防や、既に合併症を併発している場合の症状の悪化を防ぐ必要があります。

 

しかし、これらを手作りでクリアするのはかなり高いハードルがあります。素材選びや調理など、栄養知識や調理による食材の「変性(成分性質の変化)」等にも注意が必要です。

 

そこで、脂質代謝異常症をはじめ、犬の7大疾患に対応した、病気管理用の療法食ドッグフードがおススメです。

 

7大トラブル疾患と言われる病気は以下の通りです。

 

・メタボ・肥満
・クッシング症候群
・膵炎(すいえん)
・甲状腺機能低下症
・高脂血症
・糖尿病
・脂質代謝異常症

 

こちらに詳細があります。⇒ 【犬の脂質代謝異常症に】療法食ドッグフード犬心が良い理由

 

 

脂質代謝異常症の原因

 

まず、犬の脂質代謝異常症の原因として挙げられるのが、毎日の食生活です。

 

市販の安い高脂肪や高カロリーのドッグフードが一役買っていることは間違いありませんが、ご飯のあげすぎや、おやつの与え過ぎなども多いようです。

 

また、運動不足なども影響し、メタボや肥満から脂質代謝異常を引き起こすケースも多いとされています。

 

ほかにも遺伝的要因から発症することもあり、犬種によってかかりやすいものもあります。

 

さらには、糖尿病や膵炎、甲状腺機能低下症やクッシング症候群などの基礎疾患から合併症として脂質代謝異常症を引き起こすケースも多くみられます。

 

 

脂質代謝異常症の症状は?

 

犬の脂質代謝異常症は、代謝トラブルを抱えている状態ですが、下記のように初期段階では見落とすことも多い病気です。

 

しかし、ほおっておくと症状が悪化し、他の病気を併発する恐れが高い病気でもありますので、怪しいと思ったら早めに獣医師の診察を受けるようにして下さい。

 

最近は、血液検査なども発達し、診断の精度も上がっているようです。

 

・ダイエットをしても痩せない
・嘔吐
・下痢
・目の白濁など

 

 

脂質代謝異常症の治療法について

 

犬の脂質代謝異常症においては、原因により治療方法が異なります。

 

生活習慣など、食事が原因であれば食生活を改善し、脂質代謝を改善させる薬を投与するのが一般的です。

 

膵炎・高脂血症・甲状腺機能低下症・クッシング症候群・糖尿病などの基礎疾患がある場合、そちらのほうの治療を行い、並行して食事療法を実施します。

 

いずれにしても、犬の脂質代謝異常症においては、食事療法を欠かすことが出来ません。

犬の脂質代謝異常症の、おすすめな食事療法については、詳細を書いていますので、こちらを参考にして下さい。

 

⇒ 【犬の脂質代謝異常症に】療法食ドッグフード犬心が良い理由