高脂血症になった犬の症状や食事療法による治療について

 

現代の飼い犬の多くがメタボや肥満からくる、高脂血症になりやすいとされています。

ドックフードやおやつなどの食事や、運動不足が大いに関係しているようですが、様々な病気の併発リスクが高く、軽く考えると愛犬の命のにもかかわる病気です。

犬の高脂血症には、動物病院での治療の他に、毎日の食事療法が不可欠になります。

ここでは、治療や食事療法、対策についてまとめていきます。

 

 

犬の高脂血症の症状や原因

 

高脂血症になってしまった愛犬は、犬特有の吐き戻し(嘔吐物は未消化で食べなおしたりする場合もある)とは違う嘔吐をする時があります。

下痢や食欲不振により元気が無くなりますので、健康体の時の吐き戻しとは明らかに違うはずです。

あとは、神経障害なども現れる場合があります。

一方でいたって元気なのに、血液検査などで、高いコレステロール値や中性脂肪が見られる場合もあります。

質の悪いドッグフードや、人間と同じ食べ物を食べさせ続けるなどの、食事に問題があるケースと、よく食べるのに運動をさせてあげれない等の愛犬の生活環境が要因となっているようです。

犬は本来、人間よりも運動量が多い生き物ですから、走り回れる環境が必須です。
しかしながら、北海道の牧場で飼ってあげてるわけでもありませんので、普通は散歩に連れてってあげるのがせいぜいです。

リードを放して、公園で走り回らせてあげるのは、愛犬にはいいですが、小さいお子さんなどもいる公共の場でそんな事はしてはいけませんし・・・

話はそれましたが、愛犬の生活環境や食べ物が、高脂血症に大きく関係しているのは間違いありません。

また、犬の高脂血症には遺伝的なものや、内分泌疾患や代謝異常疾患による二次的なものがあります。

犬の高脂血症は症状が進むと、膵炎、糖尿病、クッシング症候群、甲状腺機能低下症などの他の病気を併発させることも多いので、特段の注意を払ってあげる必要があります。

 

 

犬の高脂血症の治療・食事療法について

 

犬の高脂血症には、一般的に投薬をすることはあまりありません。
高脂血症より先に基礎疾患がある場合には、そちらを先に治療をします。

犬の高脂血症の場合は動物病院でも、低糖・低脂肪・高消化のドッグフードなどの食事療法をすすめられることが殆どです。

食事を与えない等の極端なダイエットは完全にNGで、愛犬の体調を崩すことに繋がり、病状が悪化するので絶対にやめましょう。

野菜などの繊維質を多く含む食事や、低糖で低脂肪、そして消化のいい物を選んであげるといいでしょう。

犬の高脂血症は食事療法が主になりますので、飼い主さんがきちっと気を配ってあげないといけません。

 

 

高脂血症になった愛犬の食事療法 その内容

 

犬の高脂血症に対する食事は、基本的に「低脂肪」なドッグフードが良いとされていますが、他の病気の併発リスクが高いため、それも視野に入れたものが必要です。

ひとつは、低脂肪といっても良質な脂肪、オメガ3脂肪酸などです。
血中脂肪を低下させる働きがあり、他の脂肪のように体内で固まらないので消化にもいいのです。

新鮮な魚や限られた植物に含まれていて、うまく取り入れているドッグフードもあります。
※酸化防止剤を使っているようなもはなるだけ避けたほうが良い

そして二つ目は、血糖値をコントロールするために、消化されやすい糖質と炭水化物をあまり含まないものであること、さらに、糖質をブロックして血糖値の上昇を防ぐ食物繊維がバランスよく配合されているものが良いです。

三つめは消化に良い、良質なタンパク質で高脂血症の愛犬には必要な栄養素となります。新鮮さが条件となりますが、加熱処理されていないお肉や魚などになります。
良好なアミノ酸バランスが高脂血症の愛犬に良いとされます。

四つ目は、善玉菌のアップで免疫力のキープに欠かせない腸内環境への配慮です。
犬の高脂血症には腸内バランスが大きく影響しているとのことで、腸内の悪玉菌が多い状態であることがわかっています。

犬の腸には7割もの免疫細胞が集約されていると言われていて、善玉菌をアップさせ、免疫力をキープすることが大切になります。

膵炎、糖尿病、クッシング病、甲状腺機能低下症などの併発リスクが高い、犬の高脂血症は、サイレントキラーとも言われていて、症状が出ないケースも多いようです。

愛犬の元気が無くなってきた時だけでなく、一見健康そうに見えたとしても、定期的な血液検査を行い、早期に見つけてあげることも、愛犬にとっては大切なことです。

 

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