膵炎になった犬の 症状や治療、食事療法について

犬の膵炎には急性膵炎と慢性的な膵炎がありますが、主な原因は高脂肪の食事や運動不足によるメタボや肥満の犬に多いといわれています。
※ミニチュアシュナウザーなどは遺伝的に存在する、脂質代謝異常症によって膵炎を発症しやすいとされています。

後は膵炎になるまえに基礎疾患を患っている犬が、二次的に膵炎を併発するケースです
膵炎になってしまった犬の治療方法と言えば、特効薬的なものは今のところ無いようで、絶食によって膵臓を安ませたり、抗生物質や鎮痛剤で痛みを和らげたりといったところで、主になるのは食事療法となります。
低糖・低脂肪のドッグフードが一般的で、基礎疾患があれば、そちらの治療を主に行います。

 

■犬の急性膵炎 症状

愛犬が、嘔吐や下痢、食事をあまりとらなくなる等の症状が出るのが急性膵炎です。
急性膵炎は他にも、お腹の激しい痛みや血圧低下、ショック症状や心臓が止まってしまうなどの強烈な症状を伴う事があります。
重度の急性膵炎は、黄疸や消化器官の出血、多臓器不全などにより亡くなってしまうことも珍しくはないのです。
体に出来た水ぶくれが破裂して、感染症や皮膚がただれるなどの様子が火傷をしたような症状も出ることから、犬の急性膵炎を「お腹の火傷」といわれることもあるようです。

 

■犬の慢性膵炎 症状

犬の急性膵炎については、急激な症状が起こるためわかりやすいですが、慢性膵炎については他の消化器疾患と区別しにくい、下痢や嘔吐が継続します。
食欲不振や脱水症状、痩せてくるなどの症状の他に、腹痛を伴うケースもあります。
膵臓が破壊され炎症を起こすので、インシュリンが分泌できなくなり糖尿病を併発する場合もあります。

 

■犬の膵炎という病気について

犬の膵臓は、血糖値をコントロールしたり、唾液を作るなどの働きをするホルモンを内分泌させる機能を持っています。
犬の膵炎とは膵液が逆流し内臓を傷つけることにより発症する病気で、膵液中の消化酵素が膵臓自体を破壊し、炎症を起こさせるのです。

 

■犬の膵炎 治療法

前述したように、犬の膵炎に後療法について、今は特効薬はありません。
動物病院へ行っても、対処療法しかないため、痛み止めで痛みを和らげたり、絶食させて炎症がおさまるのを待つなどの対応になります。
絶食機関や輸液により必要な栄養分をとるようにします。
症状が軽いようならば、食事療法によって膵液の分泌を抑制するようにするのが一般的で、低糖・低脂肪の療法食ドッグフードを与えます。
膵炎は、甲状腺機能低下や脂質代謝異常症、副腎機能亢進症(クッシング症候群)を基礎疾患に持つ犬が併発しやすい病気でもあるため、それらの基礎疾患がある場合は、基礎疾患への治療も行います。

 

■犬の膵炎を予防・ケアするドッグフード

上記で少し書いたように、犬の膵炎と「甲状腺機能低下や脂質代謝異常症、副腎機能亢進症(クッシング症候群)」は、お互いの併発危険度が高い病気で、予防するにはすべての疾患を合わせてケアできる療法食が必要です。
臨床栄養といわれる病気の愛犬に必要な栄養素をきっちり含み、高血糖や高脂をケアできるドッグフードがりそうです。
腸内環境を整え、善玉菌をアップさせるなどの配慮があればなおいいでしょう。
新鮮な生魚や高温加工されていないお肉、オメガ3脂肪酸・脂肪をブロックしてくれる食物繊維などを、バランスよく配合して物を選びましょう。

 

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